monparis's blog

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主にフランス語学習と読書について書いてます

フランス語で観るジブリ

ご無沙汰しております。

忙しくて、というより暑すぎて 白くまバーをかじりながらじっとしているmonparisです。

テキストや本を手にした勉強は気が向かない、 そんな時ぴったりなのがジブリの映画です。 冷房の効いたお部屋でフランス語でジブリ映画を見ると、 フランス語の勉強をサボってる感が薄れるのではないでしょうか。

ジブリ映画がフランス語の勉強に向いているわけ

  1. 子供も観る映画なので使ってる言葉が難しくなく安全である。(品性と言う意味で)
  2. いつでも日本語音声を参照できる。(フランス語に疲れたら、ジブリ作品をオリジナルで理解できる優越感に浸りましょう)
  3. フランス語字幕がついてる。(音声と全く同じではない)

何回かに分けてフランス語で観たジブリ作品をご紹介します。

ハウルの動く城」Le Château ambulant

  

 

まず名前ですが、フランス語ではHを発音しませんので、ハウルはアウルになってしまいます。 アウルって…主要人物の名前が違うってどうよ?って思うんですけど仕方ありません。
なのでそこは少し違和感があるかも。

映画の舞台のモデルとなったフランスの街

その街の名はコルマールストラスブールから電車で30分ほど南にある小さな街です。 街の名前さえ知らなかったのに、せっかくパリから三時間も離れたところに行くのだからと 前日、欲張ってストラスブール周辺の街を検索したところ、この映画のモデルになったというコルマールを見つけ、ちょっと寄ってみよう、のノリで行ったのでが、これがとてもよかった。 おとぎ話のような景観にすっかり顔がほえ〜と緩みっぱなしに。街の中心は駅から少し歩くのですが、お菓子の国に迷い込んだかと思いました。かわいいものが好きな人にはおすすめです。

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この後フランス語版のDVDを買って見ると あっ、あの建物は実物に限りなく近い、というのがいくつかありました。 フランスはリージョン2(PAL)ですが日本の通常のプレーヤーでは見れません! リージョンフリーのプレーヤーかパソコンが必要になるので購入される際はご注意ください。

実際に映画を見たのは訪れた後なのに、なぜか記憶の中で この映画を通して流れるちょっと物悲しいメロディーと街並みが結びついています。 人間の脳って勝手にストーリーを美化するのね。

朝の10時半に着いて午後3時にコルマールを離れたので実質4時間ほどの滞在でしたが街歩きを堪能し、ランチも楽しめました。

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ストラスブールのクリスマスマーケットを訪れる予定の方は、ぜひコルマールにも足をのばしてみてください!