monparis's blog

monparis’s blog

主にフランス語学習と読書について書いてます

DELF B2 口頭試験を受けた

先日の筆記試験に続き、口頭試験のことを書きます。

 

今年の日程を見ると筆記と口頭試験が同じ日になっていますね。

わたしが受験した時は別々でした。

同じレベルでも会場によって異なるようなので申し込む前に要チェックですね。

 

さて、受験当日受付。

トランプのようにずらっと封筒を並べ「どれか選んでください」と言われる。

それを持って別室へ移ります。

中にお題が二つ入っているので自分が好きな方を選ぶ。

メモ用紙をくれるので要点を抜き出しながら30分でプランを練ります。

この時フランス語で文章を書くのではなく、主要なポイントだけを書くこと。

Production écrite ではないのです。

 

話の展開さえ決まれば、フランス語でどう表現するかはDELF B2を受ける方ならある程度なんとかなるのではないでしょうか。ここでは語彙だけでなく論理的であることが試されるので、何がプロブレマティックで自分はそれに対してどういうポジションでその根拠は何か、ということをパニクらないようはっきりさせます。

私はキーワードだけ抜き書きし、日本語で話しの展開をメモりました。

3色ボールペンを持っていくと、書いたメモの上から要点を目立たせたりできて便利ですよ。ちなみにこのメモは口頭試験の後に回収されます。

 

30分経つと呼びに来られ部屋の前で待つように指示されます。

待っている間に、メモを見ながら一人リハーサル。出だしで詰まるとしどろもどろになりそうなので、具体的にどう話すか文を組み立てました。

 

中に入ると長テーブルに中年外国人男性が2人座っていました。

挨拶して二言三言話したかもしれない。

その後自分が選んだお題を試験官に伝えます。

「でははじめてください」と言われるので、

先ほどのメモを頼りに5分くらいに収まるよう発表します。

 

ここで問われているのはロジックなので、あまり背伸びしたことを言おうとせず、あくまでも型を守って、矛盾しないように話すよう心がけました。

 

その後、発表したことに対して試験官が質問します。私の場合このやり取りは10往復くらいでした。わざと反論して来たり、こちらが言ったことの矛盾をついて来たりします。Oui/Non ですぐ答えてしまわないようにしましょう。話が終わってしまいます。そうですね、そういう意見があることは知っています、とか、貴方のいうことにも一理ありますね、とかクッション言葉を挟みながら自分の主張を展開すると考える時間ができます。対策として、同じ問題に対し賛成側と反対側の両方やってみるといいですよ。

 

また就職面接ではないので、本当のことだけを話す必要はないし、話を盛ることもありだと思います。でもあまり自分の考えからかけ離れたことを話すと矛盾が出て来るかもしれませんね。わたしは少々話を盛るくらいにしておきました(^^)。

 

やれやれ終わったー。あとは結果を待つのみです。