DELF B2 筆記試験を受けた
もうすぐ春のDELF/DALFの試験ですね。
どんなテストなのかはググればわかるので省略します。
フランス語学習者なら馴染みのあるテストですね。
受験される方は一生懸命勉強されてる頃でしょうか。
何かの参考になるかもしれないので、私の体験談を書きます。
受けたのはDELF B2。
自分を追い込んでやっと動きだす性格ゆえ、
よし受けるぞと決めたのは試験日まで3ヶ月を切ってからでした。
申し込んでから問題集をやり始め「しまった」と思ったmonparisです。
予想より難しそう。
普段からフランス語の「読む・聞く」ときどき「話す」をしていてもそう感じました。特に「書く」は求められる「型」があるので対策が必須でしょう。
1.Comprehension de l'oral(聞き取り):
問題集では短い聞き取りから始まるのですが、本番はいきなり4分くらいの長い会話で初っぱなから顔面パンチを食らった感じでした。
ネットラジオでFrance Infoなどを聞いていたにもかかわらず半分もできなかった。
記述問題はほとんど書けず、選択問題も自信なくがっくり。
残りのテストを受けずに帰ろうかなと思ったくらいです。
単にラジオニュースを聞き流す対策では歯が立たないのでは。
ニュースって背景知識もあるし多くは「事件」ですから推測しやすいんですよね。
でもテストで流されたのはソーシャルネットワークに関して専門家にインタヴューしているところに、電話で第3者が参加して話をするというものでした。
その内容に対し、専門家の職業は?とか彼はこの問題に対して〇〇の意見である、とか聞いてくるんですよ。似たような声の男性二人(わざと?)と女性一人の会話、どっちが誰でどの意見を言っているのかこんがらがる。
2.Comprehension des ecrites(読解):
与えられた文章は二つ。
・オープンオフィスの有益性と問題点について。
・大学で使用する言語について:英語vsフランス語
その内容についての質問に答えるのですが、
選択問題も差がビミョーでこれしかないというのがない!
でも聞き取りができなかったので、ここで点を稼がねばと頭を絞りました。
3.Production ecrite(作文):
どんな問題が来るかドキドキ。
作文の型を勉強したところで日本語でだってうまく書けないお題ってありますからね。私は小論文型の練習を重点的にしたのですが、出たのは手紙のほうでした。
お題は自分が住む街の市長に、ある活動を提案する手紙を書くというもの。手紙の型を使って書く典型的な問題。挨拶から始まり、自分が手紙を書こうと思った理由、提案する活動内容、それがこの街にとってどのような利益をもたらすのか、といったことを書き、敬具で締めます。
これで2時間半の筆記試験は終了。落ちるとしたらComprehension de l'oralが合格最低ラインの5点以下だった場合だな、と思いつつ夕日を見ながら川沿いをちょっとしょんぼりしつつ帰ったのを覚えています。
口頭試験についてはこちらをみてくださいね。