monparis's blog

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主にフランス語学習と読書について書いてます

フランス語のCM セシール 篠塚君幸せそうなの 

1980年代から90年代のセシールのCMで最後に流れていたフレーズをご存知でしょうか。

これです↓


セシール CM 1992

 

セシ~ル♪(0:25あたり)の後に何て言ってるかというと 

 

“Il offre sa confiance et son amour” らしいです。

 

Oui/Nonも知らなかった当時の私には

 「篠塚君幸せそうなの」と聞こえたのです。



 CMが本当に幸せそうな映像なので、私は最初、外国人訛りの日本語かと思ってました。私だけではなく多くの人にそう聞こえたようで、当時話題になりました。

 

なぜ今、その話?

というとですね、
2017年にリバイバルでこの宣伝が流れたらく、友人との会話ですっかり忘れていたこのフレーズがよみがえってきたのです。

 

“Il offre sa confiance et son amour”

日本語に訳すと「信頼と愛をお届けする」となります。

誰が?というとセシールがです!

 

 

あの頃と違って、フランス語を勉強し留学までしたのだから今聞いたらどう聞こえるかな?と興味をもち、ユーチューブで探して聞いてみたのです。

 

結果、

 

 

 

撃沈(ー ー;)

 

 

最後の「~そうなの」がson amourの部分ですね。

これは聞き取れました。

 

しかし、

何回聞いても「篠塚君幸せ‥」はそうとしか聞こえんっ!!

 

まぁ100歩譲ってconfiance(コンフィアンス)が「くんしあわせ」と聞けないこともない。

 

でもil offre saがなぜ「しのずか」に聞こえるのだろう。

何度聞いてもわからない。そこでmonparis分析してみました。

 

母音だけとってみます。

 

il offre sa →イロッフルサ い お () あ

 

篠塚しのずか  い お う あ

 

offre (オッフル)のフルは正しくは「う」は発音しないけど、日本人にはそう聞こえるのでは。

 

あぁ! ドンピシャ! 

この母音を耳が拾っているのではないだろうか?

子音を補いながら聞いている感じ。

こんなふうに、

 

il offre sa confiance et son amour.

snzkあくんしあわせぇそんなの


もういったん篠塚君と思い込んだが最後、篠塚君一筋なのです。