パリ好きにおすすめの映画と本
前回に続き、パリ好きにオススメ映画をもう一つ。
1920年代のパリに憧れを持つ映画脚本家のギルは小説家への転身を夢見ています。婚約者と訪れたパリで、一人道に迷い時計が真夜中の鐘を打った時…。
この映画の魅力:
パリ旅行にご招待
一週間も休みが取れない、お金がない、飛行機嫌い。
理由がなんであれ、日本から出ずにパリを見るならこの映画がオススメ。
まるで本当に訪れているかのような臨場感。パリ観光コースを総ナメにできます。行ったことがなくても、その美しさに胸キュンしたあなたはパリ好きかもしれません。
アーティストたちが似ている
登場人物の背景知識があるかどうかでかなり評価が分かれそう。
例えば、友達のことを共通の友人から聞くのと、全く知らないもしくは興味ない人の話を聞くのとでは楽しさは違いますよね。
みんな有名人なので配役、身のこなし、セリフにかなり気を使ったのではないでしょうか。当時のファッション、音楽、ダンス、キラ星のようなアーティストたちをこうして映画とはいえ目にすることができるのは本当に楽しい。ギルの気持ちがよくわかります。彼の反応はこの時代に憧れる人々の反応であり、ウッディアレン監督自身の思いでもあるのではないでしょうか。
個人的にはヘミングウェイがイメージを裏切らない役作りで良かったです。 興味のある方は映画を見終わった後は彼の著書「移動祝祭日」を読んで見ませんか?
Then there was the bad weather. (原文)とパリの雨の描写から始まるこの作品で、若き作家の目を通して20年代のパリを垣間見ることができるでしょう。
- 作者: アーネストヘミングウェイ,Ernest Hemingway,高見浩
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2009/01/28
- メディア: 文庫
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原作は英語ですが、このブログではフランス語学習のことを書いてるので、フランス語版でもどうぞ。